美肌づくりは肌の土台づくりから?過酷な夏に備えたスキンケア

  • 2022年6月13日
  • 2022年6月17日
  • 美容

外はジリジリの強い太陽の陽ざし、室内は冷え込んでしまうくらいのクーラーがきいている……。紫外線だけでなく、エアコンによる乾燥など、ダメージを受けやすい夏のお肌。輝く美肌で過ごすために、今こそ夏のお肌の土台ケアを始めてみてはいかがでしょうか。

お肌の土台とは?

美肌づくりは肌の土台づくりから。

「いつも肌トラブルがなくて、うらやましい~!」そんな美肌の持ち主が、あなたの周りにもいませんか?その美肌……もしかしたら、肌の土台づくりがうまくいっているからかも。美肌のスタートは、土台となる角層・表皮・真皮と、血液循環の4つがしっかりと整った肌です。

なぜ、この4つを整える必要があるのでしょうか?実は、肌を細菌やウイルスから守って「肌の消防士」役をしてくれる免疫細胞こと「ランゲルハンス細胞」は、働きすぎると弱ってしまうという弱点があります。これが弱ってくると、肌トラブルを消し止めることができず、どんどんまわりに広がっていってしまいます。
そのため、健康な「肌の消防士」が活躍しやすい状態をつくるべく、肌の土台(角層・表皮・真皮)の状態を整えることが美肌づくりの第一歩となるのです。さらに、良好な血液循環が保たれれば、「肌の消防士」にしっかりと栄養を送り届けることができます。
このように肌の中では細胞同士の息の合ったチームワークがくり広げられており、「肌の消防士が働きやすい環境」を保つことが美肌づくりにはとても大切なのです。

肌の土台づくりには毎日のスキンケアや、バランスの取れた食事、適度な運動など日々の生活が重要。
まずは日常をちょっとだけ意識して過ごすことからはじめてみましょう。
そして良好な肌環境が整ったら、準備はオッケー!美肌へ向かってアクセル全開!というわけですね。

土台ケアの大切さ

☐ 冷房と外の気温差で体調を崩しやすい
☐ 汗をかいた後、そのまま放置しがち
☐ 汗・皮脂によって肌がべたつきやすく、肌あれを起こしやすい
☐ 日焼け止めをこまめに塗る習慣がない、または塗らない
☐ 夏が終わり、気が付くと肌が黒く焼けている
☐ 夏バテで食生活が同じルーティーンになりがち(栄養が偏る)
☐ マスクで肌あれが起こる

夏の肌は、紫外線によるダメージや外的刺激により次のような肌トラブルが引き起こされます。

  • 冷房・外の気温差により肌のバリア機能、保水機能が低下

⇒ 乾燥が進み、キメが乱れる。小じわやハリの低下、たるみが出現する

  • 紫外線によりメラニンが増加・蓄積し、ターンオーバーも乱れる

⇒ シミ、そばかす、くすみなどが出現する

 

このようなダメージを肌に残してしまうと深いトラブルに繋がります。

おすすめの土台ケア方法

肌を外部刺激から守り、肌の基盤である土台を整えるためには、バリア機能を強く保つことが大切です。バリア機能の働きとして、体内から水分が蒸発するのを防ぐ、外部から異物や刺激が体内へ侵入するのを防ぐ働きが挙げられます。

肌だけでなく身体にとっても重要なバリア機能は、皮膚表面の“角層”という部分が主に担っており、角層の厚さはわずか約0.02mm 、食品用ラップフィルムと同じくらいの非常に薄い層です。

角層には、バリア機能に重要な「天然保湿因子(NMF)」と「細胞間脂質」が存在します。

「天然保湿因子(NMF)」とは、角層細胞の中にある保湿成分です。アミノ酸を中心とした水溶性の保湿成分で、角層細胞内の水分を保つ役割をしています。

「細胞間脂質」は、角層細胞の間にある保湿成分で、油と水がミルフィーユのように層状に重なりあった「ラメラ構造」を形成し、水分を強力にキープします。

例えるならば、「天然保湿因子(NMF)」を含んだ角層細胞は“レンガ”で、「細胞間脂質」は角層細胞(レンガ)をしっかりつなぎとめる“セメント”の役割をしています。角層細胞の間を細胞間脂質が密に並んだ「ラメラ構造」をつくり上げ、肌内部のうるおいを守るとともに、外部刺激を肌内部に入れない、というバリア機能を発揮しています。

しかし、バリア機能はとても繊細なため、過酷な環境では機能が低下してしまいます。バリア機能が低下すると肌内部の水分が蒸発しやすく、外部刺激にも敏感になってしまいます。

 

そこでバリア機能を強くするために大切なのが、日々の「保湿ケア」です。

保湿ケアで重要なのが肌の水分を補給するだけでなく、「天然保湿因子(NMF)」細胞間脂質である「セラミド」、そして天然の保湿クリームと言われている「皮脂」この3つの「うるおいの3要素」を補うことです。この3つが肌の土台を整えるカギとなり、外部刺激から肌を守るバリア機能が正常に働く手助けをしてくれます。肌の土台が整うことで、普段使用している化粧水や美容液などの浸透率が高まります。

うるおい肌へ導く3つの要素

  • 天然保湿因子(NMF)・・・天然保湿因子の約半分はアミノ酸でできており、吸収性に優れています。空気中から水分を吸収して肌にうるおいを補うほど保湿力が高く、肌の表面を整えてうるおいのある若々しい肌へ導きます。この天然保湿因子が減少すると角質保湿機能が低下し、乾燥肌になりやすくなります。

■天然保湿因子■
《役割》角質内部のうるおいを保ち、水分をつかまえて離さない!

  • 細胞間脂質(セラミド)・・・細胞間脂質の主要成分であるセラミドは、細胞と細胞の隙間を埋めて水分や美容成分の蒸発を防ぎ、肌あれも改善する効果が期待できます。セラミドの中でも「ヒトヒフセラミド」と言われる人が本来持つセラミドと同じ成分で構成されたセラミドNPは肌の奥まで水分と美容成分を届ける働きがあります。

■細胞間脂質■
《役割》水分をはさみ込み逃がさない!

  • 皮脂・・・汗腺から出る汗(水分)と混ざり合い、天然のクリームともいえる皮脂膜を形成します。この皮脂膜は外部の刺激から肌を保護したり、肌内部の水分蒸発を防ぐ役割を持っています。しかし年齢とともに皮脂は減少傾向にあるため、皮脂に近い成分によって皮脂膜を形成し、水分の蒸発を防いで、うるおいを閉じ込めることが大切です。

■皮脂■
《役割》皮膚表面を覆い、水分蒸発を防ぐ!

土台ケアにオススメの美容液のご紹介

今、話題の「土台美容液」。お手入れのファーストステップとして洗顔後、化粧水や乳液のスキンケアをする前に使うアイテムです。

「今までの乾燥が嘘みたいに肌がうるおった」「化粧馴染みがよくなった」とSNSで口コミが目立ちます☆一度使うとリピートせずにはいられない!という声があがるほど大人気の美容液なんです。

『お手入れを、土台から変える。』という言葉のとおり、洗顔後のまっさらな肌に使うと化粧水が肌に馴染みやすくなるんだとか♪

乾燥が気になる、お肌にハリが欲しいといった悩みを持つ女性であれば、ぜひ一度試してみたいですよね…!

 

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