日頃から美味しい物をバクバク食べることが大好きな私です。
万年ダイエッターを名乗るほど、それなりに健康には気を付けているつもりですが、ついつい食べ過ぎてしまうとお腹まわりは気になってしまうもの。
体型が崩れるだけならまだしも、やっぱり怖いのは病気ですよね?
しかもその原因が万年ダイエッターの私にとって天敵ともいえる中性脂肪や内臓脂肪だとしたら、、、恐怖すら感じます。
そこで、私のように食べることが大好きな人に知っておいて欲しい中性脂肪と内臓脂肪について深堀したいと思います!
美食家の天敵!?中性脂肪・内臓脂肪とは?
健康を気にする人であれば一度は耳にしたことがある中性脂肪や内臓脂肪。
どちらも脂肪であることに変わりありませんが、それぞれ異なる特徴を持っているんです。
中性脂肪とは?
中性脂肪は血液の中に存在する脂肪の1つです。
血液中に取り入れられる中性脂肪は、腸から吸収される外因性のものと肝臓から吸収される内因性のものの2種類があります。
脂肪というと、どこか体に悪いものをイメージしがちですよね?
しかし中性脂肪には体を動かすのに大切な役割があるんです。
中性脂肪は体のエネルギー源
中性脂肪には体内で不足した糖類を補う役割があり、体を動かすエネルギー源でもあります。
また体温を保持するために皮下脂肪になったり、外的な衝撃から内臓を守る働きもあります。
内臓脂肪とは?
内臓脂肪はおなか周りを中心に、胃や腸などの内臓に蓄積されていく脂肪です。
外見的に太っていなくても内臓脂肪が蓄積することは十分にあり得ます。
外見に関わらず、普段から気を付けたいところでもあります。
内臓脂肪の役割はエネルギー貯蔵庫
内臓脂肪には中性脂肪をためておくエネルギー貯蔵庫としての役割や、代謝などの身体機能を調整する役割もあります。
それぞれ特徴や役割は違うものの、中性脂肪であれ内臓脂肪であれ本来は体にとって必要なもの。
では、その増え方にはどのような違いがあるのでしょうか?
中性脂肪や内臓脂肪はなぜ増える?
体を動かすのに必要な脂肪ですが、基本的に使いきれないと体内に蓄えられ続けてしまうという性質があります。
ここで肝心なことは、そもそもの増える原因。
中性脂肪と内臓脂肪とではどのような違いがあるのでしょか?
中性脂肪が増える原因
中性脂肪が増える原因として、次の3つのことが考えられます。
- 食べすぎ
- 飲みすぎ(アルコール類)
- 運動不足
食べ過ぎは肝臓で作られる中性脂肪を増加させ、運動不足は余分な脂肪の蓄積を促すことに繋がります。
アルコールの飲み過ぎは脂肪が肝臓に溜まり続ける原因にもなるので要注意。
この3つは何かと誘惑の多い現代社会において、自制するにはなかなか難しいですよね。
内臓脂肪が増える原因
内臓脂肪が増えてしまう原因は大きく3つあると言われていますが、中性脂肪ほど単純なものではないのです。
もしこれに当てはまるようなら、普段の生活を見直すキッカケにして下さいね。
摂取エネルギー過多
摂取するエネルギーが消費するエネルギーよりも多くなると内臓脂肪が増える原因になります。
普段あまり運動する機会が少ない人は、カロリーが高い食事には注意が必要です。
新陳代謝の低下
加齢や運動不足によって筋肉量が落ちると基礎代謝の低下に繋がります。
基礎代謝が低下した状態で摂取エネルギー過多になると、エネルギーの消費が追いつかず体に脂肪が蓄積されてしまいます。
睡眠不足
意外かもしれませんが、睡眠不足になると満腹ホルモンが減少し、食欲を増進させるホルモンが増加してしまいます。
結果として体に脂肪を蓄積しやすい環境になってしまうのです。
また、睡眠不足は疲れが取れないばかりか、体を動かすのも億劫になり悪循環を招いてしまいます。
中性脂肪や内臓脂肪は本来であれば体に必要なものですが、これが増えるとどんな影響があるのでしょうか?
増えすぎた結果、体に与える影響について深堀してみましょう。
脂肪の増加が体に与える影響
食べれば食べるほど、あっという間に増えていく脂肪ですが、放っておくと大変なリスクに繋がるんです。
中性脂肪が増加すると、、、
中性脂肪が増加すると、サラサラの血液がドロドロになってしまいます。
その結果、次のような影響を体に与えます。
- 善玉コレステロールが減少し、悪玉コレステロールが増加する
- 脂質の処理がうまくできず脂質異常症になる
- 動脈硬化が進行して血管が詰まりやすくなる
また、動脈硬化になることで次のような病気になるリスクが高まります。
- 脳血管疾患
- 心疾患
- 肝疾患
- 糖尿病
よく耳にする気を付けないといけない病気のほとんどが、中性脂肪の増加によるものだったんですね!
これに対して、内臓脂肪はどのような影響があるのか見てみましょう。
内臓脂肪が増加すると、、、
内臓脂肪が過剰に蓄積されると肥満や生活習慣などのリスクが高まります。
特に次のような病気のリスクが高まるので注意が必要です。
- 糖尿病
- 高血圧
- 脂質異常症
- 脳卒中
- 心筋梗塞
また、よく耳にする言葉としてメタボリックシンドロームがあります。
これは高血糖、高血圧、脂質異常のうち2つ以上をあわせもった状態のことを指し、特定の病名ではありませんが、体にとっては重大なリスクとなるので日ごろから気を付けなければなりません。
中性脂肪と内臓脂肪の増加は、いずれにしても重大な病気に繋がるリスクが高まることが分かりましたね。
では、これらのリスクに対して日頃どんな対策をすれば良いのでしょうか。
病気に繋がる前に知っておきたい対策法
中性脂肪や内臓脂肪には基準値が設けられています。
中性脂肪の基準値
空腹時に30~149mg/dLとされている。
内臓脂肪の基準値
男性:ウエスト周囲が85㎝以上を超えると蓄積されている
女性:ウエスト周囲が90㎝以上を超えると蓄積されている
この基準値に対して低すぎても高すぎても病気のリスクとなるのでバランスを保つことが大切なのです。
ここでは低い場合と高い場合の対処法をそれぞれご紹介します。
基準値よりも高い時の対処法
基準値が高い時には根本的に生活習慣の見直しが必要になります。
かかりつけ医の指導のもと行うのが理想ですが、次のような改善を心がけましょう。
- 栄養バランスの良い食事を腹八分目で抑える
- 脂肪の多い食べ物を避ける
- 炭水化物を控えめにする
- アルコールは控えめにする
- 適度な有酸素運動を取り入れる
選択肢としては食べる量を減らすこともできますが、栄養が偏りかえって体に負担がかかるのでおすすめできません。
運動はウォーキングや水泳など、体に負担のかからないものがおすすめ。
1日に30分以上を週3回行うのが理想ですが、万歩計をつけて少しずつ歩数を増やすことから始めると良いですよ。
基準値よりも低い時の対処法
特に中性脂肪が基準値よりも低い場合、エネルギー不足の状態になるので次のような改善を心がけましょう。
- ダイエット目的で極端な食事制限をしない
- 体への負担が大きい過度な運動は控える
- 脂質や炭水化物を必要以上に制限しない
- 肉や魚、卵などのたんぱく質をまんべんなく食べる
脂肪は体にとってエネルギー源となるのでバランスが大切なんですね!
だけど、そうは言っても日常的に気を遣うのはなかなか大変ですし「それが出来たら苦労しない!」と思いますよね?
万年ダイエッターである私も、「頭では分かっているのに、、、」といつも思ってしまいます。
そんな時、手軽にできるもう一つの方法としてサプリメントもあるんです。
サプリメントを取り入れるメリット
サプリメントを取り入れることで、普段の食事では偏りがちな栄養バランスを補うことができます。
目的や用途によって種類が豊富なので手軽に体の状態に合わせて選べるのが大きなメリットです。
一般的なサプリメントの種類
サプリメントは「健康食品」や「栄養補助食品」など様々な呼び方がありますが、目的や役割によって4つの種類に分けることができます。
ベースサプリメント
健康維持を目的に普段の食事からはもちろん、最低限摂取するべき栄養素を補うためのサプリメントです。
- アミノ酸
- ミネラル
- マルチビタミン
- 食物繊維
オプシャルサプリメント
体調を整えて健康増進を目的として利用されるサプリメントです。
普段の食事からは補えない栄養素が配合されています。
- ウコン
- マカ
- グルコサミン
- ブルーベリー
- ハーブ類
ヘルスサプリメント
美容や健康維持をサポートするのに利用されるサプリメントで、機能的な栄養素が配合されているのが特徴です。
- ローヤルゼリー
- プロポリス
- イソフラボン
ダイエットサプリメント
中性脂肪や内臓脂肪を抑えるのに特化しているのがダイエットサプリと呼ばれるものです。
目的に合わせてこのような種類があります。
- 燃焼系サプリ
- 糖質・脂質カット系サプリ
- 腸内環境を整える乳酸菌系サプリ
ダイエットサプリは運動する時間を作れない人や、運動が苦手な人にもおすすめのサプリメントです。
お腹周りが気になる時には検討してみるのも良いかもしれませんね。
まとめ
食べるのが大好きな人にとって中性脂肪や内臓脂肪は気になるものですが、本来は体にとって重要な役割を持っていることが分かりましたね。
-まとめ-
- 中性脂肪は体を動かすエネルギー源
- 内臓脂肪はエネルギーを蓄えておく貯蔵庫
- 過剰に蓄積されることで生活習慣病など、病気のリスクが高くなる
- バランスの良い食事と適度な運動が大事
- 健康維持の目的でサプリメントを取り入れるのもおすすめ
中性脂肪や内臓脂肪が気になる人におすすめのダイエットサプリですが、注意点もあります。
国が効果を期待できると認めた「機能性表示食品」を選ぶのがポイントです。
私自身、サプリメントに頼るのは、、、と敬遠していましたが、お試しで始めてみたところ意外にも「いいじゃんコレ!」というのが素直な感想です。
気になる方はこちらもお読みくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪